(ネタバレ解説!)魔法少女まどか☆マギカ 佐倉杏子 作中での活躍と願いの代償を解説!第3弾

はじめに

魔法少女まどか☆マギカは2011年にテレビオリジナル作品として放送されましたね。2011年を代表するアニメよいといっても過言ではありません。私が感じたのは

・計12話とは思えないボリューム

・絵柄とのギャップがすごい

・怒涛の衝撃展開

などが挙げられるが他にも5人のキャラクターをしっかりと描けている!と感じました。他のアニメなどでは起こりえることだけど、登場したはいいものの、作中で全く活躍できなかったキャラクターは多数いますよね。まどマギではそれが一切ない。まどか☆マギカは、5人には主人公的スポットライトがあてられます。今回はまどマギ考察の3弾として佐倉杏子についてまとめと考察をしていきます。(がっつりネタバレがあるので、未視聴の方はお気を付けください。)

出展:(魔法少女まどか☆マギカ)

本編での活躍

さっとまとめるのであれば杏子は

・第4話からの登場

・見滝原の隣町である風見野町の魔法少女

・さやかと対立

・壮絶な過去

・結末

佐倉杏子はアニメ4話にて初登場しました。巴マミの死後、見滝原の魔法少女は空席になっていた段階でさやかが魔法少女になったのですが、「絶好の縄張り、ルーキーのひよっこにくれてやるのは癪だよね」という事で見滝原に乗り込んできました。5話にて使い魔を追いかけてたさやかに対し「卵産む前の鶏、シメてどうするのさ。4~5人ばかり喰わせて魔女にすればいいじゃん」「やれ人助けだの、正義だのを抜かすために契約したんじゃないだろうね」と言います。さやかは激怒するも杏子はベテラン魔法少女。さやかを返り討ちにするもさやかは、見返りを求めずに使い魔を倒してきたマミさんと比較の対象にされてしまい激怒。さやかを殺す気で攻撃したものの、ほむらの仲裁で休戦となります。6話でゲームセンターでほむらに見滝原を任したい、それとワルプルギスの夜について聞かされ共闘を持ちかけられました。その後、再びさやかと対峙し「たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使いやがって。魔法ってのは自分だけの望みを叶えるんだよ。」や上条の手足をぼろぼろにして依存させてしまえば自分のものになる、など言い結局さやかを怒らせてしまいます。戦闘モードになるも、まどかがさやかのソウルジェムを投げたことにより抜け殻となったさやかを見て言います。「どういうことだ、おい。コイツ死んでるじゃねぇかよ

出展:(魔法少女まどか☆マギカ)

魔法少女の真実を知り、キュゥべえに激怒します。7話ではショボくれているさやかを連れ出し過去の自分の過去の話をします。杏子は教会を開いている父の話をだれも聞いてくれない、みんなに聞いてほしいという願いで魔法少女になったのでした。しかし、ある日父親に魔法のことがばれてしまい自身が魔女だと父親から罵られ杏子を残し、一家無理心中をしてしまい、「希望を祈れば、それと同じ分だけ絶望がまき散らされる。それらを差し引きゼロで世の中のバランスは成り立っている。開き直って好きにやればいい。自業自得の人生をさ。対価として高すぎるもんを払っちまったんだから、釣銭を取り戻すことを考えな。」と要は「希望と絶望のバランスは差し引きゼロ」であり人の為ではなく自分自身の為に魔法を使え、とさやかに伝えました。さやかは誤解していたのは謝るがやり方には賛成できない、として和解することはできずその後、さやかが影の魔女との戦いで劣勢となった際に助太刀するも拒否されました。8話では影の魔女以降、暴走したさやかをほむらが手にかけようとしますが間一髪、杏子が仲裁にはいりました。ゲームセンターでさやかを見つけるも時すでに遅し、さやかが魔女化し9話でまどかと共にさやかを元に戻すために魔女の結界に乗り込みました。道中の会話でまどかは「誰かに戦わせて、自分で何もしない私って、やっぱり卑怯なのかな」と言い自分は魔法少女になるべきなのか否かつぶやいていましたが杏子は「何不自由ない暮らしをしてるやつが、ただの気まぐれで魔法少女になろうとするなら、そんなの私が許さない。」と言いその後に「命がけで戦わないといけないときが来た時に考えればいい」とフォローしました。まどかはさやかの名前を呼び続けるまどか。しかし、魔女化したさやかは聞く耳を持たず、まどかを襲い始めました。生身のまどかを守るために防戦一方だった杏子は腹をくくり、さやかの腕を切り落とし、「頼むよ神様、こんな人生だったんだ。せめて一度くらい、幸せな夢を見させて」杏子は気を失ったまどかを参戦したほむらに預け、悟ったほむらはまどかを連れてその場を後にします。                                    「心配すんなよさやか。一人ぼっちは、寂しいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ。さやか」

出展:(魔法少女まどか☆マギカ)

ありったけの魔力を溜め自らのソウルジェムを砕くと同時に広範囲にわたる自爆魔法を使い杏子とさやかは共に散っていきました。10話ではほむらの過去編で病ミさんと化したマミさんに射殺されてしまいます。最終話である12話では改変された世界でさやかは円環の理に導かれて行ってしまい、「やっと友達になれたのに」と言い、悲しさを露わにしていました。


まとめ

杏子は最初、本当に嫌な奴でしたがどんどん株が上がりましたね。今でも推しにしているひとは多いですよね。では

  • どのような願いで魔法少女になったのか?
  • 願いの代償は?
  • 総括

を書いてまいります。

・どのような願いで魔法少女になったのか?

杏子はさやかにあんなに自分の為に魔法を使え、と言っていたのですが実は杏子自身も他人の為に、自分の父親の為にキュゥべえと契約して魔法少女になりました。願い内容は父親の話を聞いてほしい、といったものです。

・願いの代償

話を聞いてほしいという願いを叶えてもらったもののある日、魔法少女の件が父親にばれてしまい父親は狂い、杏子の話を聞かずしまいには杏子を残して無理心中をしてしまいました。その後、魔女化したさやかにまどかと共に名前を呼んで目を覚ましてもらおう、と試みるも全く聞き入れてもらえませんでした。大切な人に話を聞いてほしくて契約したのに最終的には大切な人から自分の話を、聞き入れてもらえないという皮肉が込められていますよね...

・総括

杏子は非常に魅力的なキャラクターでしたよね。最初は本当に嫌なやつ、という印象を受けました。さやかとは正反対の思想の持ち主で

・グリーフシードの為なら他人を見殺しにしても構わず、

・上条の手足を使い物にならないようにして自分の依存させればいい、

畜生にも程がありますよね💦そんな、彼女も元は他人の為に契約して魔法少女になったものの本編では父親にばれてしまい、他人を幸せにするつもりだったのになにもかも歯車が狂ってしまいました。「希望を祈れば、それと同じ分だけ絶望がまき散らされる。それらを差し引きゼロで世の中のバランスは成り立っている」や「開き直って好きにやればいい。自業自得の人生をさ。対価として高すぎるもんを払っちまったんだから、釣銭を取り戻すことを考えな。」というセリフは同じ魔法少女としての目線。自分と同じ境遇であるさやかをかつての自分と重ねたから出てきた言葉なんですよね。そんな中、ずっと強気だった杏子が作中で初めてみせた弱音「頼むよ神様、こんな人生だったんだ。せめて一度くらい、幸せな夢を見させて」は、自分の祈りが何もかも報われずに破滅へと向かっていく...ことに対する悔しさ、どうしようもないやるせなさといったあらゆる思いが含まれていて、もう何もかも取り返しがつかないんだな、ということを再認識し本当につらかったです。最期には魔法少女の真実を知り魔女化したさやかと自爆しましたがこの時、杏子は何を思っていたのでしょうか?無理心中で一人残され何もかも失った自分。そして、同じ状況にあるさやかを一人で逝かせたくなかったんですよね。杏子は名言が多いし初登場から最期で株の変動が本当に激しかった子でした。さやかに対して向けた数ある言葉。杏子だからこそ言えたセリフですよね。さやかのみならず視聴者の自分たちにも響いたセリフがあったのではないでしょうか?自分は杏子の「希望と絶望のバランスは差し引きゼロ」この言葉は特に刺さりました。現実でも何かを得るためには何かを捨てないといけない、て言いますし何か似てませんかね(笑) こんな考えができる杏子は本当に大人だし、そのような考え方ができるようになったのには悲惨な過去があったからこそ。さやかと共にまどマギの中盤から終盤までのスポットライトがあてられた杏子。相反しているようで似た二人。どちらかが欠けても成立しない二人の物語は幕を閉じ、物語は終盤へと向かっていきます... 見ていただきありがとうございました。また、次のブログでお会いしましょう。



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